家計簿アプリ「Zaim」、「Dr.wallet」、「レシーピ!」の比較結果のレポート記事です。
今回は「パソコンWeb操作」と「レシート読取精度」について書いていきます!
パソコンでのWeb操作
パソコンのWeb操作についてはZaimとDr.walletは対応していますが、レシーピ!は対応していません。
ZaimとDr.walletはアプリを使い始めるときにユーザー登録をする必要があります。
そのユーザー情報を使って、Web上のそれぞれのサイトで家計簿を管理したり、データをスマホとPC上で同期したりすることができます。
レシーピ!はユーザー登録などはなく、スマホ上で利用するのみとなります。
パソコンでWeb操作ができることで家計簿の入力が楽になったり、分析データを更に詳細に確認することができたりします。
それではZaimとDr.walletの違いについて見ていきます。
Zaim
Zaimのホーム画面はこの通り!
すごく見やすく作られています。
家計簿の入力もできるし、既に入力したデータの編集も可能です。
アプリ版にはない「繰り返し入力」という毎月の固定収支を設定するメニューもあります。
ホーム画面には3ヶ所ですが、その他のページには4ヶ所広告が表示されます。
少しうっとうしいですが、プレミアムプラン400円/月(税抜)に登録すると広告は非表示になる仕組みです。
無料で利用しているのでそこは仕方ないと割り切りましょう。
分析データはアプリ版より見やすく、カテゴリ別支出を累計で表示することもできます。
Dr.wallet
Dr.walletのWebページも家計簿の入力と既に入力したデータの編集も可能です。
毎月の固定収支の設定はアプリ版でもWeb版でも行えますが、アプリ版のほうが操作法が分かりやすいです。
こちらもホーム画面に広告が表示されていますが画面下部に配置されているので控えめな印象です。
しかもDr.walletはホーム画面以外には広告は表示されません。なので、ほとんど気にならないでしょう。
因みにDr.walletにもプレミアムプラン600円/月があり、そちらを登録すると広告は非表示になります。
分析データはDr.walletもアプリ版より詳しく確認することができます。ですが、分析データのページを表示するのにタイムラグが…。
Zaimはアプリ版より更に詳細・多機能なのがWeb版で、アプリ版でできること+その他の機能・設定をWeb版で行うことができます。
一方、Dr.walletはアプリ版の補佐的な役割がWeb版という感じなのでWeb版を使う必要は殆どないかもしれません。
私は家計簿を手入力する際にスマホよりもPCのキーボードで入力するほうが早くて楽なので、Web版を利用しています。
レシートの読取精度は?
レシート読取精度はZaimとレシーピ!は同程度、Dr.walletは無料プランでは低レベルという結果になります。
そもそも、レシートをデータ化する仕組みが両者で異なります。
- 画像処理でアプリ自体が行うので即時にデータ化される
- 画像処理の精度によるのでデータ化の評価はまあまあ
- 人力オペレータによるデータ化なので、レシートを撮影してデータを送信してからデータ化されるまで時間がかかる
- 人力なので読取の精度は高いが、無料プランでは商品名・商品単価のデータ化はしてくれないのでデータ化の評価としては低レベル
試しに同じこのレシートを自動読み込み機能でデータ化してみます。
Zaimとレシーピ!は全く同じようにデータ化されています。同じ画像処理のシステムを利用しているのかもしれません。
10月からの軽減税率によって8%と10%の商品が混在するようになって、レシートによっては後半の部分のデータ化の精度が落ちています。
Zaim、レシーピ!共に「軽減税率に対応できるようにする予定」との情報があったので順次対応される模様です。
Dr.walletについては、ご覧のとおり各商品のデータ化はしてくれないので「その他」で合計金額を入力されているだけです。
正直あまり使う意味はないと思います。
有料プランにすれば、各商品を正確にデータ化してくれるのでかなり便利なのですが月600円と少しお高めになります(;’∀’)
Dr.walletの有料プランと無料プランのレシート読取精度の違いについては以下の記事に詳しく書いています。
次回のレポート「「バックアップ」と「口座連携機能」について」で「家計簿アプリZaim・Dr.wallet・レシーピ!の比較」は最後になります。